代表インタビュー vol.1|気付きを学びに変化させていく力。私が、野心家の女社長になるまで。

ニキビケアサロン「oliss」のオープンから約9年。私たちはニキビに悩む多くの方に寄り添いながら、これまで歩んできました。昨年代表が髙橋に代わり、再スタートの時。高橋へのインタビューを通して、ANYで大切にしている考え方や想いをお伝えしていきます。

Interviewer:松橋 佳澄

olissマネージャー
小学生のときから夢は美容の仕事をすること。私の夢がぶれなかった理由は、誰よりも、ニキビに悩み続けたから。前職では、美容部員を経験し、接客を通して日々お客様とのコミュニケーションや肌の悩み別に化粧品をお勧めし毎日が楽しくて仕方がありませんでした。ある日、【自分の技術で肌をきれいにする仕事がしたい】と思い立ち、弊社に転職。誰よりも、自分自身がニキビに悩み続けた過去があるからこそ、綺麗への探究心は負けません。\現在は、プレイヤーを卒業し、本部マネージャーとして、採用、人事、新人研修、経理、企画、など、オールマイティに仕事をさせていただいてます。

— 今日は初めて、ストーリーの取材をさせていただきます!よろしくお願いします!

はい!よろしくお願いします!

— えーと。それではまず、自己紹介とolissを開業したきっかけを教えてください(キリッ)

えー!なに!そんな感じ!笑 面接じゃん!!笑笑

— 申し訳ございません笑 いつもの面接の癖がでてしまいました!そしたら、いつも通りの感じにしましょうか笑 今日私がインタビューしたかったのは《olissの理念に込められた思い》です!理念浸透って、今のolissの大きな課題じゃないですか?

そうだね!

— でも私、思うんです。会社の理念って、どんな思いが込められて作られたのかが分からないと、社員への理念浸透って上手くいかないと思うんですよね。あと、教育する場面でも理念の伝え方ってすごい重要だと感じていて、全面に理念を押し出しすぎてしまうと、少し押しつけに感じられる場合もあると思うので《伝え方》の工夫って大切ですよね。なのでこのWantedlyを通して、《olissの理念にどんな思いが込めているのか?》を明日美さんの経験談を交えて発信して、少しでも多くの求職者の方に、olissという会社の魅力を知っていただけたらいいなって思っています!

そしたら、どこから話そうかなー!長くなりそうだけど、まずは、私自身の生い立ちから遡ろうか。

私、小学生のときは、いわゆる、《ガリ勉》だったんです。教育にすごく厳しい家庭で育って、進学塾にも通ったり、テストで100点を取らないと家に入れてもらえないときもあってね。学校では、少し勉強ができるからっていじめられていたときもありました。だからずっと、『いじめられたくない』っていう気持ちが強くて。勉強以外にも、スポーツも頑張ってみたりもしたかな。家庭環境も関係していると思うけど、当時の私は、《過度に世間体を気にしたり》《親や周りから認めてもらいたい》っていう気持ちが強かったんですよね。

— 想像が付かないですが、そういった過去があったんですね。

うん。でも、当時自分の頑張りを見てくれていた先生がいて。目をつけてくれていたの。それで、ある日私にだけ“《新聞ノート》を作成する”という課題を出してくれたんです。家にいつも届く新聞と、スポーツ新聞、経済新聞、何でもいいから、別の新聞記事の同じニュース記事を切り取って、ノートに貼り付けて、読み比べてごらんって。当時は子供だったから『なんで、私だけ?』って思いましたよ。

— おもしろい課題ですね。新聞ノートの完成後、どんな発見があったんですか?

それがね。同じニュース記事なのに、新聞会社(発信者)によって同じニュース記事でも書いていることが全く違っていて、別の意味の記事に思えたの。その時に、同じニュース記事でも、伝え方次第でここまで受け取る側の印象って変わるんだってことに気がついて。そこで初めて、《情報は自分で選んでいく必要があるんだ》っていうのを学んだんです。

— 情報は発信内容によって、受け取り方って全く別物になりますよね。

そう。だから今思うと、こうした経験もスタッフ教育をする上で活かせていて、私達が発信する内容によって、相手の受け取り方、物事の解釈の仕方、考え方が変わってくるから、これって人の心の成長にすごく大切な要素だと思って。

私には、人生でこういう《気付き》の機会がたくさんあったから、今に生きているんです。同時に、こうやって小さい頃から社会の情報に触れる機会が多かったから、自然と将来の夢は《人を助ける仕事》に就きたくて。本当はお医者さんとかいいなって思ったけど、自分は手術できないと思ったから笑 当時は看護師さんになりたいって思ってました。あとは、小さい頃からちょっとおせっかいだったから、誰かをお世話してあげたり、教えてあげたり、人の役に立つことだったり、助けになることをよくやっていたんです。

— 人の役に立ちたいというのは、得意だったのか?好きだったのか?どちらですか?

んー。今思うと、冒頭でも話したように、当時は正直《人にどう見られるか?》を一番気にしていたから、少なからず周りの目を意識しての行動だったかな。でもこうした経験が、将来ニキビ専門士として、ニキビに悩めるたくさんの人に正しい情報提供ができる、一人ひとりに合わせたパーソナルな寄り添いをテーマとしたサロン運営をしたいと思ったきっかけになっていたのかもしれないね。学生の時はある意味目立っていたから、その内、本格的にいじめられるようになって…

— 幼少期にいろんな気持ちを抱えながらも、気付きを学びにたくさん変えてきたんですね。そう考えると、改めて、発信者、教育者の役割と人への伝え方って本当に重要ですよね。

私もこれまでマネージャーとして、教育についてはたくさん考えさせられる場面がありました。でも、だからこそ、社員にはこういったストーリー性を交えて理念の意味を伝えていきたいと思いましたし、そもそも、理念って経営者の人生で学んだ教訓、エッセンスがたくさん散りばめられていて、生まれた意味を知ると面白いなと感じます。《理念=物事の考え方》だと思うので、社員の心を育んでいくために欠かせない要素ですよね。

明日美さん、もう少し続きを聞かせてください!

次回は高橋の半生とolissの理念の誕生秘話について、さらに深く聞いてみたいと思います!(続く)