interviewer:今日はよろしくお願いします!
はい、よろしくお願いします!!
interviewer:ではまず、自己紹介とolissを開業したきっかけについて教えていただけますか?
えー、そんな堅苦しい感じでいくの?笑。面接みたいなんだけど笑。リラックスしていきましょう!今日は「olissの理念に込められた思い」についてお話ししたいと思っています。理念浸透は今の私たちにとって大きな課題だよね。
interviewer:そうですね、会社の理念が社員一人ひとりにしっかり浸透していないと、会社もまとまっていかないですもんね。私が思うのは、理念ってただの言葉じゃなくて、その背景にある「思い」を知ることがすっごく大切だと思うんです!その「思い」を理解してはじめて、社員に深く浸透するのではないかと思っています。それに、教育の現場でも「理念をどう伝えていくか」って非常に重要だなって実感する場面が多々あるんです。でも、あまりに会社の価値観を押しつけてしまうと、「強要」になってしまうので社員も気持ち良く受け入れられないですよね。なので今回はこの社長ブログを通じて「olissの理念にはどんな思いが込められているのか」を発信できたらと思っています。
松橋さん!!!ありがとう!!!
そうだね。そしたらまずは私の生い立ちから語っていこうかな。めっちゃ長くなりそうだけど。。。
まずは、幼少期の頃の話しをしていきますね。私の小学生の頃は俗に言う「ガリ勉」。教育に厳しい家庭で育って、塾通いで、テストで満点を取らないと家に入れてもらえないような「教育家族」でした。学校では周りよりちょっと勉強ができるほうだったから、よくいじめられてたかな。だから「いじめられたくない」って思って親とか周りの期待にこたえるために必死な幼少期だったね。
interviewer:自分を認めてもらいたいっていう気持ちが強かったんですね。
そう、友達もあまりいなくて、でも、そんな中でも一人だけ私の姿を見てくれていた先生がいたの。その先生からある日突然「新聞ノートを作成してごらん?」って言われたんです。急で驚いたけど「家に配達された新聞を何部か集めて、同じニュースをそれぞれ切り取って、ノートに貼って、読み比べてみてごらん?」て言われて。最初は「なんで?」って思ったけど、今振り返ると、これが大きな気づきを与えてくれたんだよね。
interviewer:面白い課題ですね。それでどうなったんですか?
新聞を貼り付けているうちにあることに気がついたんです。それが、全て同じニュースを取り上げているのはずなのに、新聞社によってまったく書いている内容が違って。その時はじめて「伝え方によって、受け取りかたってこんなにも変わるんだ」って実感したんです。そのときに、「情報は自分で選んでいく必要があるんだ」っていうことを気付かされたんだよね。だから、今思うともしかしたら先生はいじめられている私に周りのネガティブな言葉に「影響されない」「いいことに目を向けていく」ってことを教えたくて、この課題を与えたのかなって思っているんです。
interviewer:大切なことを気づかせるための課題の与えかたがとても素敵ですね。
そうなんです。でもね、こういうのって自分が経営者になってからもすごく役立っていて。リーダーが発信する情報とかメッセージって伝えかた一つで相手の受け取りかたを大きく変えることができるんです。
interviewer:たしかにそうですね。伝えかた一つでポジティブな印象にもネガティブな印象にもなりますもんね。
だから、それ以降新聞をよく読むようになって社会の情報に触れることが多くなって、その頃、自然と「人命救助」「人を助ける仕事」に就きたいっていう気持ちもどんどん強くなっていって。その頃からお医者さんになりたいって思っていたけど手術はムリって感じて(笑)だから、将来は看護師になりたいって思っていました。あと、私はおせっかいな性格だから、人を助けることが向いているって思っていたんです。
interview:新聞を読む習慣から人を助ける仕事に興味を抱き始めたんですね。
でも、結局医者にも看護師にもならなかったけど大人になってから「人を助けたい」という根本の気持ちはずっと変わらなくて、紆余曲折あったけど、それが今ニキビ専門サロンolissを開業した原動力になったのかなって思ってるんだよね。
interview:なるほど、olissの理念も「ニキビに悩める人々の笑顔を取り戻す」ですもんね!!
そうだね。そもそも理念っていうのは経営者自身の生き様とか人生の学びが詰まったものだからそれを経験談として自分達の社員であったり、次の世代に伝えていきたいって思ってます。
interview:「生き様」「経験談」から生まれたストーリって素敵です。これから1つ1つその理念が生まれた瞬間を紐解いていきますね。